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緊張型頭痛とは

 

 

慢性頭痛のなかで最も多くみられる緊張型頭痛。

新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が長くなっている今、

パソコン操作など長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。

また、精神的・身体的ストレスなどが重なって起こるとも考えられています。

 

症状

無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって、

目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」。

後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。

吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、数時間で治まる場合や、

頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。

 

原因

緊張型頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスが

いくつも重なることによって起こると考えられています。

身体的ストレスとは、たとえば長時間のパソコン操作やうつむき姿勢、

就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、体の冷えなどがこれにあたります。

そのような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が持続的に収縮し、頭痛を誘発します。

また、運動不足も頭痛を招きます。

不安や心配などの精神的ストレスも原因となります。

 

緊張型頭痛が起こるしくみ

緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。

筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、

筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。

それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こすのです。

また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。

神経の緊張が毎日のように続くと、筋肉の緊張のコントロールや痛みを和らげる脳内システムの異常によって、

筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまうのです。

 

予防法

▶︎長時間同じ姿勢をとらない

姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにしましょう。

 

▶︎肩、首の血行アップ

気づいたときには簡単なストレッチをこまめに行い、首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。

 

・両肩を上げてストンと落とす

両肩をキュッと上げて、ストンと落とします。

力を入れすぎず、自然な状態で10~20回程度。

 

・首を左右に倒す

左手を頭にのせて、右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。

反対側も同様に。左右とも5~10回程度ずつ。

 

・イスに座って前屈

イスに浅く腰をかけ、脚を前に伸ばします。

両肩の力を抜いてリラックスしながら、首を前にゆっくりと倒します。5~10回程度。

 

▶︎枕の高さを調整

高すぎる枕、柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させることに。

自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。

 

対処法

▶︎温めて、こりをほぐす

マッサージ、蒸しタオル、半身浴などで温めて、首、肩の筋肉のこりを取り、血行をよくしましょう。

 

▶︎気分転換をする

頭痛が始まったら、心身にストレスを加えていることを中止し、

その場所から離れるなどして早めに気分転換をしましょう。

 

守口市の首・肩・腰・膝の痛み専門の整骨院池田整骨院


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