坐骨神経痛…軽く考えずに対策を①
新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークを導入する企業が増えています。
しかし職場とは違う自宅での仕事に、座りっぱなしでお尻の上が痛いなど
身体の不調を感じる人も増えているようです。
歩いているときや椅子から立とうとしたときなどに、
お尻や太ももに痛みやしびれを感じたことはありませんか。
もし、そんなことがあったら、坐骨神経痛の可能性があります。
日常生活にも大きな支障を及ぼすこともあるので、そうなる前に坐骨神経痛とそのケアについて知っておきましょう。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって
圧迫・刺激されることであらわれる、
痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに
痛みやしびれるような痛みがあらわれます。
坐骨神経痛は中高年の方に多く見られ、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて、
鋭い痛みやしびれるような痛み、ふくらはぎの張り、
冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれます。
こうした症状は、脚の一部分だけに強く感じることもあれば、脚全体に強く感じる場合もあります。
原因
人によって様々で、初期には運動のしすぎや、反対にデスクワークによる運動不足などで起こることもあります。
年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが多く、高齢になると、腰部脊柱管狭窄が増えてきます。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニアとも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって神経根が圧迫され、
下半身に痛みやしびれるような痛みを引き起こします。
腰部脊柱管狭窄症
背骨(脊椎ともいいます)は、身体を支える役割とともに、
脳から背骨に沿って延びてきた神経(脊髄)を守る役割も担っています。
この神経が走っている背骨の隙間のことを「脊柱管」といいます。
腰部脊柱管狭窄(ようぶせきちゅうかんきょうさく)とは、文字通り、
腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態のことで、
50代を超えた中高年に多く見られます。
脊柱管が老化などが原因で狭くなり、神経根※や馬尾※と呼ばれる部分が圧迫され、
下半身に痛みやしびれるような痛み、
麻痺や間欠跛行(かんけつ はこう)と呼ばれる痛みによる歩行障害を伴うこともあります。
※神経根:脊髄が分かれて身体の各部分に行く神経の根っこの部分
※馬尾:脊髄の末端の枝分かれした神経の束。馬のしっぽに似ていることから馬尾といわれます。
守口市の首・肩・腰・膝の痛み専門の整骨院池田整骨院
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