いくつかある腰痛の種類を把握し正しい対処で痛みを軽減


 

腰椎椎間板ヘルニアにぎっくり腰や腰部脊柱管狭窄症、

炎症が原因で症状の出る炎症性腰背部痛など、腰痛には種類があります。

原因がわからない非特異的腰痛もあれば、

3ヵ月以上痛みが続いて改善の気配のない非特異的腰痛など実に様々です。

筋肉を酷使しすぎたとき痛みの症状が出る筋性腰痛、

椎間板にトラブルの潜む前屈腰痛やのけぞり腰痛などもあります。

腰痛の症状に対して慌てないこと、急性の腰痛の場合は冷やすようにして、

慢性腰痛なら温めるのがベストです。

 

 


急性腰痛という正式名称を持つよくある腰痛の種類ぎっくり腰

緩やかに症状が出るわけではなく発症をするのは急激、

あまりの痛みに一時的に動けなくなってしまいます。

ぎっくり腰の症状が出る原因は明確にはなっていませんが、

関節にズレが生じたり靭帯や筋肉の損傷も考えられることです。

ぎっくり腰になっても生活は普段と同じようにすることをアドバイスされますが、

一向に痛みが軽減しないなら注意も必要になります。

しびれがお尻から下に感じられたり、何もしていなくてもずっと痛いなら、

背骨の疾患も考えられるためです。

検査を必要とするケースもあり、圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。

 

 


複数ある腰痛の種類の中でも原因がわかるのはほんの一部

いくつもの種類が腰痛にはありますが、

何が発端になっているか特定できるのはほんのわずか、実はおよそ15％程です。

医療機関で検査をしても、原因が不明な腰痛は残りの85%であり、

それらは非特異性腰痛になります。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、また骨粗しょう症も腰痛の原因となることも、

また脊椎すべり症や脊椎分離症も腰痛の原因で考えられることです。

 

 


長く続く腰痛の種類は慢性腰痛

程度には個人差があるとしても痛みを腰に感じてから、すでに3ヵ月や半年以上経過をしていると、

それは一時的な腰痛の症状ではなくなります。

慢性腰痛と呼ばれる種類がまさにこれにあたり、筋肉の凝りが症状を招くこともありますが、

2つ種類があるのも慢性腰痛です。

特に腰に何か異常があるわけではないのに、継続的に痛みがあるのがひとつ、

もう一つは腰の問題は解決したはずなのに、いつまでも腰痛の症状で痛みが消え去らないケースです。

痛みを感じてからすでに日数も経過しているのに改善をしない腰痛は、

日頃の誤った姿勢が腰痛の症状を起こしてる可能性もあります。

予防が大切なのも多数種類のある腰痛の症状、腰痛での痛みに悩まされないためにも、

普段から正しい姿勢を心がけることも予防と改善に役立つことです。